ストロベリーリナックスから新しいUSB温度・湿度計モジュール(USBRH2)という製品が出ていたので、早速、LabVIEWで温度・湿度データを取得してグラフ表示する簡単なソフトを作ってみた。
旧バージョンでは、USB-HIDインターフェースとなっていてWindows用には専用DLLが提供されており、これを使ってLabVIEWで簡単な温度湿度データ表示ソフトを作ったりしていた。
Linuxで使うために、ネットを探してフリーのライブラリを利用したりと、なかなか一筋縄ではいかず苦労した記憶がある。
新しいバージョンは、旧バージョンとは互換性がなく、仮想COMポートとして認識されるため、シリアル通信でデータ取得が可能となっている。
このため、NI-VISAがインストールしてあればLabVIEWからVISAシリアル通信関数を使って通信できるので便利になった。
SCPIではない独自のコマンド体系ですが、コマンド数は10個程度。温度・湿度だけであればコマンドを1つ対応するだけでよい。
価格が安く、USB接続するだけで手軽に温度・湿度データが取得できるので、LabVIEWの学習用におすすめではないかと思う。
作成したソフトをgithubに公開した。
作成したソフトのスクリーンショット

このソフトはLabVIEW2020 CommunityEditionとNI-VISA関数を使って作成しています。
あくまでもUSB温度・湿度計モジュール(Ver2)との通信のサンプルのためファイル保存機能などはありません。
Windows11+LabVIEW2020 CommunityEditionとUbuntu22.04(x64)+LabVIEW2025 CommunitiyEditionとそれぞれのOS用のNI-VISAで動作を確認しています。
なお、旧版のUSBRHには対応していないのでご注意ください。
LabVIEWソフト以外に、Seeed xiao-rp2040で動くUSBRH2の通信を模擬する通信シミュレータも作ってみたので、あわせて、githubに公開しました。
(温度・湿度は疑似データになってます。LEDにGPIOピンの割り当てがxiao-rp2040用になっていますが、通信だけならpicoやwaveshare2040zeroなどでも動きます。)
この通信シミュレータはtinygoで開発していますが、それについてまた別の記事で解説する予定です。